2026-01-01から1年間の記事一覧

新人データサイエンティストがドメイン知識を身につけられたのは、チームで理解を深める「チーム内勉強会」のおかげだった

はじめまして、データサイエンス部の梛木と申します。新卒でテックドクターに入社し、半年が経ちました。学部と修士でデータサイエンスを専攻しておりましたが、ウェアラブルデバイスのデータという長期かつ連続したデータを扱う機会はこれまで少なく、毎日…

AIはsupersede済みADRに惑わされるのか。175試行で確かめて運用ルールを決めた

こんにちは、テックドクターでバックエンドエンジニアをしている筧です。AI エージェントを使って開発するようになってから、ADR(Architecture Decision Record)をこまめに残すようになりました。文書にして渡すことで、エージェントに設計判断を守らせる…

Cloud Run × FastAPI でアプリログに trace を付ける(google-cloud-logging だけでは足りなかった話)

テックドクターでエンジニアをしている星野です。弊社では Python と FastAPI を使うことが多く、アプリケーションの実行環境として Cloud Run を利用しています。Cloud Run で障害調査をしていると、たくさんのログの中でアプリケーションのログが混ざって…

データサイエンスチームのAI活用進化記 (2026年5月版)── コピペから一気通貫へ

データサイエンス(DS)チームのマネジメントを担当している深見です。この数ヶ月で、データサイエンティストの仕事のやり方が大きく変わり始めました。かつては「エンジニアが中心」と思っていたAIの普及による変化が、データサイエンティストを含む幅広い…

AI時代に、チケットというUIはまだ最適なのか

バックエンドエンジニアの伊藤です。最近、AIコーディングエージェントを使った開発が当たり前になる中で、改めてチケットには何を書くのが最適なんだろう、そもそもチケットが生まれた経緯・役割はなんだったのだろう、AI時代にはチケットはどう変わるのだ…

LLMアプリケーションを改善したければLangfuseを使ってみてほしい~トレース確認からプロンプトの評価までの流れ

1. はじめに LLMアプリケーションを開発・運用していると、ぶつかりがちな壁があります。「なぜこの出力になったのか分からず改善が進まない」「プロンプトやモデルを変更したいけれど影響範囲が読めない」などです。私たちテックドクターでは、こうした課題…

「自由な解析」から「確かなエビデンス」へ。ウェアラブルデータ解析におけるSAP(統計解析計画書)の重要性

はじめまして。テックドクターでデータ解析を担当している藤野です。私はテックドクターへ参画する前は、約10年間にわたり医薬品開発における治験の統計解析に従事してきました。現在はその経験を活かし、ウェアラブルデバイスのデータを用いて、医療現場で…

Agentic Workflow導入記:巨大プロンプトで起こる諸問題を「分割」と「構造化」で解決した話

こんにちは、テックドクターの佐藤です。今回は、アプリ開発において Agentic Workflow(自律的なエージェントワークフロー)を組み込んだ際に直面した問題と、解決方法について書きます。その問題とは「巨大プロンプトの限界」。それを解決に導いたのは、マ…

CSRFの生の挙動を知りたい~FastAPIとZAPを用いて検証してみた

初めまして、テックドクターでエンジニアをしている金子です。CSRF(クロスサイト・リクエスト・フォージェリ)は非常に古典的な攻撃手法ですが、現代のWeb開発においてもその発生原理を正確に理解しておくことは重要だと思っています。今回の記事では、CSRF…

自己申告に頼らない飲酒測定――ウェアラブルでとらえる飲酒とその影響

1.飲酒習慣を測ることの難しさ こんにちは。この記事は、テックドクターでデータ解析を担当する坂本と藤本が共同で執筆しています。みなさんが健康診断を受けると、飲酒の習慣を尋ねられると思います。私(坂本)はよく、「飲み過ぎ注意」と言われていまし…